フィットネスレポート

身体の排熱システムを理解して効果的な熱中症対策を!vol.3「呼吸による排熱」

2012.08.05 カテゴリ:カラダ改善


前回までのおさらいです。

①人間は動いているにもかかわらず、常に体温をほぼ一定に保っている
②人間は水約6割・脂質約2割・タンパク質約2割で出来ている
③水以外(脂質・タンパク質)は43度前後で変性(破綻)する
④汗をかくことで気化熱という形で、大量の熱を捨てることができる

でした。

それでは汗以外に熱を捨てる方法を考えてみましょう。

 

呼吸による廃熱

今日は「呼吸」を考えてみます。
あなたの手を口の前にだして、「ハぁー」と息を大きく吐いてみましょう。

あなたの息は「冷たかった」ですか?
それとも「暖かかった」ですか?
きっと暖かかったですよね?なぜでしょうか。
単純に考えましょう!
あなたの体内の余剰な熱を外へ「捨てている」のですね。

次に循環と一緒に考えてみます。
学生時代の生物を思い出してください。
全身に届けられた血液は、再度心臓に戻る前にどこを通るのか?
実は「肺」なのです。
そこで、ガス交換(酸素⇔二酸化炭素)と熱交換をしているのです。
体内で余剰となった熱は全身から集まった血液が
肺を通って心臓に帰る前に捨てられるわけです。スゴイ!

そしてもう一つ、私たちが鼻から息を吸ったとき、
空気が通っていくところのすぐ上にはごく薄い骨の隔たりのみで脳があるのです。
鼻から息を吸えば、脳の熱を冷ますことにもなるのですね。

 
昔の人は「頭を冷やせ!」とよく言ったものです。
頭(脳)はカ~ッとなると冷静さを失い、考えるという機能を低下させます。
頭を冷ますには、鼻から息を吸うことが必要なんですね。

それでは次回も引き続き熱を如何に捨てるのかについて考えてみます。

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