フィットネスレポート

世に流れる様々な健康情報

2012.07.25 カテゴリ:カラダ改善

ピラティストレーナーの葉坂です。
ネット上の健康に関する情報を調べていると、
「1日に3時間以上座っていると余命が短縮する(たとえ運動していても)」
なんていうニュースが 話題となっていました。
かなり刺激的な驚くような話です。
ですが、僕の意見としては、かなり信頼性の低い実験だと思います。

実験をする側のドクターと仕事で関わってきた経験を含めて申し上げると、
この分野に関するエビデンスって、かなり曖昧なのです。
個人的にはこういった ニュースについては、
基本的に参考情報程度にされることをお薦めします。

でも、この記事は参考にもならないかなと。
食事は時間をかけて食べないと健康に有害であるのは、皆さんご存知の通り。
きちんと時間をかけて3食食べたとすれば、
2時間程度の時間を座って過ごしていることになります。
食事以外の時間は一切、座らないことが基準で、
座っていると余命が 短縮というのはどうも違和感があります。
 

また、「きちんと立つ」ことはとても難しいのです。
頭の重量はボウリングのボール1個ほどの重さで、
これを立って重力下できちんと処理することが簡単ではありません。
「立ち仕事が疲れる」「太ももや腰が張ってツラい」理由は、まさにそれです。
睡眠時間以外、立ち続けたら、どれだけ 身体に対して悪影響ができるかと考えると、
とても「3時間以上座らないでください」とは言えません。

仙骨を立ててきちんと座れているかどうか等、
「きちんと座る」「きちんと立つ」ことができる様に。
動きの質を見直したり、重力に負けない身体 を手に入れることの方が余程、重要です。

当たり前のことですが、情報に流されないようにしてくださいね。

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葉坂 多壱貴

ネバダ州立大学公認ピラティス指導者、全米エクササイズ&トレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー

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